親の任意保険の等級の引継ぎで、自動車の保険代を大幅カットすることに成功した京都府舞鶴市在住、34歳、男性の体験談です。
乗っている自動車はホンダ・バモスです。
若い人が自動車の任意保険に加入すると、等級が低く、かなり割高であることは知られています。
ですが、親の任意保険の等級を引継ぎいで、保険代を大幅にカットできることはあまり知られていません。
親と同居しており、「子供が初めて自動車を買う時」や「親が今乗っている自動車を廃車や売却する時」は入替や引継ぎのチャンスです。
そのチャンスをものにして、保険代を大幅にカットできたのが、この男性です。
この体験談を参考に、自分にも引継ぎができる親や配偶者がいないか探してみてはどうでしょうか?
親の任意保険の等級の引継ぎで自動車の保険代を大幅カット
性別 | 男性 |
年齢 | 34歳 |
住所 | 京都府舞鶴市 |
乗っている車 | バモス(ホンダ) |
年齢が若い人が新規で任意保険を申し込むのは、とても割高
任意保険というの年齢と等級によって、保険の値段が大きく変わってきます。
私は18歳のころ自分で車を購入しましたが、その時の値段は年間10万円近いものでした。
普通、新規で任意保険に加入すると、1-20等級あるうちの6等級から始まります。
1等級が一番値段が高く、割増率は60パーセントを超え、20等級はマイナスの40パーセントほどです。
無事故を続けて行けば、この等級がどんどん上がっていき保険費用もどんどん安くなるわけです。
加えて年齢ですが、若ければ若いほど割り増しです。
年齢による区切りがあって、21歳、26歳、と規定の年齢に達すれば割引になるという仕組みになっています。
こう考えると、18歳の人が新規で任意保険を申し込むのは、とても割高です。
保険会社によって変わりますが、私が18歳当時、2000ccの普通車を新規の任意保険で申し込むと、8万円を軽く超えました。
若いですし、事故の確率も高い事を考えると、この値段は仕方ないのかもしれません。
ですが、当時、私の両親は50歳くらいでしたが、年間の任意保険は3万円弱でした。
5万円ほどの差があった訳です。
親の任意保険の引継ぎ
当時、数年前に母親が自分の車を売ったばかりで、等級が20の最高クラスの保険が、母の手元に残されていることを知りました。
任意保険は車を処分した後でも、等級を残してその保険を取っておくことができるのです。
もちろん、お金を払う必要はありません。
そして、その保険を手元に残しておく期間は10年と書類に記載されていました。
そこで、もともと母が持っていた保険を私の車にかけ、運転者の所に私を含めるような形で最終的には契約することができました。
実際、私の家族も頻繁に私の車を運転していたので、その方法がとても合理的でした。
もちろん、運転者が未成年者の私も含まれていたので少し割高にはなりましたが、もともと8万円だったのが約半分の4万円代までの押さえることができました。
それで、家族の誰かがまだ有効状態の任意保険があるかチェックするなら、年間数万円の保険代の節約です。
そして、任意保険のとても良い所は、保険会社を変えても等級は引き継がれるのは知られていますが、家族間でもそれができることです。
もしかしたら、あまり知られていないかもしれません。
実際、私の母親名義の任意保険は、私がそのまま引き継ぐ事ができています。
母が後日、新しい車を購入して新規で任意保険に加入しましたが、私はその費用を一部負担したので、家族全体としてずっと安い値段で保険に入ることができています。
家族間での任意保険の引継ぎで、知っておくべきこと
ただ、家族間での引継ぎにはついては知っておかなければならない事があります。
条件があって、「記名被保険者の同居親族」、「配偶者の同居親族」となっています。
同居がしている事が必要です。
私の場合は、もともと家の作りが2世帯住宅で、実際親との生活が分かれていましたが、住所は同じ住所だったのでスムーズに等級の引継ぎをすることができました。
まとめ
このように、家族全体で協力して任意保険に加入すると、かなりのお金の節約になります。
等級が高い、安い金額の保険を子どもに使わせて、親は新規で保険に加入するという方法です。
1年目で4万円の節約で、そのあとも年間2~3万円の節約にはなりましたから結構な金額です。
現在、私は車を使わなくてもいい環境なので、車を売却することを考えています。
もちろん、親から引き継いだ自分の保険は一時停止という形で残そうと思っています。
やはり、10年間はそれをキープできるので、10年以内には自分の車を買うか、もしくは家族の車のために使おうと思っています。
もちろん、無事故でいる事が一番のお金の節約になるので、今のゴールドカードを引き続き所持できるように安全運転でドライブしていきたいです。