今回、『車の節約には、車検の費用をなるべく減らすのに自分で整備』の体験記事を提供してくれたのは、北海道江別市在住の42歳の男性です。
車の維持費において、車検に掛かる費用はかなり大きいです。
その車検費用を節約するために、この男性が実践していることを自身の経験や失敗から教えてくれました。
車の節約には、車検の費用をなるべく減らすのに自分で整備
性別 | 男性 |
年齢 | 42歳 |
住所 | 北海道江別市 |
現在、乗っている車 | エルグランド(日産) |
車検費用が高かった思い出
私は、19歳から車を自分でお金を貯めて購入して乗っています。
大学生の頃は、車に対する知識もなく、またその知識をきちんと教われる人も多く有りませんでした。
ですから、車検を出すのは購入した販売店でも出来るといわれていたので、そこに出しました。
それが、最初の車検でした。
車を維持するのに車検が、こんなに高いものだということを考えずに購入してしまったと、反省もしました。
最初の購入した車は、学生でしたので安いスズキ・カルタスでした。
1,000cc、900kgの乾燥重量で10万円かかりました。
それから、2回位は、販売店で車検をお願いしたのですが、やはり車はある意味消耗品です。
知らないで乗っていたため、車検の時に費用が増えていきました。
最終的には、15万近く車検代がかかった時が、ありました。
しかも、その車をそんなに長く乗らないのに、90,000kmで言われるがままにタイミングベルトとウオーターポンプの交換をしていました。
そして、100,000km行くか、行かないかで買い替えをしました。
節約のためにMR2(トヨタ)で自分でなるべく車検整備をやってみる
買い替えの車は、MR2でした。
そこで、自分で出来るだけ車検整備をしてみようと考えました。
何故なら車検の費用の中に、必ず基本整備料金25,000円とあったからです。
車検の時にこの費用の負担が大きかったのと、そう書いてあるのにパッド交換やその他の基本整備項目内の修理や整備にも別途工賃が入っていたりしました。
ですから、仮に部品代がかかっても自分で整備をすれば、工賃代はかからないと思ったからです。
そして、MR2の車検整備を自分で始めたのですが、実は結構大変でした。
最初は、法定24ヶ月点検記録簿の意味すら知らないで整備するわけですから、当然大変だと思います。
それでも、何とか自分でオイル交換、パッド交換、サイドブレーキ固着交換等をして購入した販売店で車検を受けました。
車検の費用は、若干安くなっているような気がしましたが、やはり基本整備料が自分では納得できませんでした。
確かに私はプロではないのですが、一応すべて確認して整備してるのに、更に24ヶ月点検を行うわけですから。
その時の車検は、基本整備の中で何も追加の整備は御座いませんでした。
ということは、自分でやっても何とかなると考えました。
このMR2は、板金や整備をするのに色々な業者さんと私をつないでくれた車だったです。
しかし、信号待ちで追突されてしまい、あえなく廃車になってしまいました。
過去の車検での失敗
その後、色々な車に乗りました。
経歴から言うと、その後、R31スカイライン、240Z、510ブルーバード(旧車に乗っていました)、MR2(2度目)、RX‐7、ローレル、アクティストリート、セドリック、アルテッツァ、エルグランドと覚えている限りの車種です。
色々と車検も試してみました。
折角自分で整備したのだから、陸運局に持ち込みをしたこともありました。
実は、コレは意外と失敗でした。
結局、心配なので予備検査を受けて調整してもらってとなります。
そうすると意外とコストもかかります。
しかも、自分の時間も有給休暇を取らないとなりませんでした。
何とか一日で終わることが出来ましたが、費用対効果が余りよくないと感じました。
自分で車検整備をするようになり、いろいろな方とお知り合いにもなりました。
整備の人から色々教えていただいたり、旧車の時は、やはり古いので錆びたりしますので板金屋さんと沢山知り合ったりも出来ました。
車検にて維持費を節約するポイント
ここで、自分が車検にて維持費を節約するポイントがわかってもきました。
先ず、購入した車のチューニング(整備)を車検前にまとめてやらずに、車が納車されたときから整備を少しずつ時間のあるときに進めることが大事です。
パッド交換にしてもオイル交換にしても、ブレーキオイルの交換にしても24ヶ月点検の項目を把握して行って置くのが、1番コストが分散されて良いと思います。
ドライブシャフトのブーツも車検時に気が付くよりも、切れそうだからと思ったら、リビルトのドライブシャフトごと交換したほうが、安くて早くてよいと思います。
何より安心です。
北海道は、タイヤの交換を必ず二回はしますので足回りの点検は、しやすいです。
次に自分で無理をしていわゆる持込をしないで、専用の車検屋さんに取って貰うことです。
代行とテスターで入れても12,000円~14,000円です。
その方が、確実です。
小さいトラブルなら彼らが対処もしてくれます。
平成11年のアルテッツァを例にしますと、重量税が上がる前で70,000円以内でした。
重量税が上がって77,000円くらいでした。
普通に車検に出すよりは、かなりお得です。
ディーラーで120,000円位はします。
自分で整備をして、車検は専用の業者さんで取ってもらうのが私の節約です。
もうコレで10年以上やっていますが、自分の車の状態もわかるし安く済みますし一石二鳥だと思っております。