今回、マツダ・キャロルを下取りし、スバル・レガシィを購入した体験談を提供してくれたのは、兵庫県豊岡市在住の40歳の女性です。
下取りしたマツダ・キャロルは、シルバー、走行距離は5.5万キロ、年式は2003年、型式はha23です。
査定金額はほぼ0円だったようですが、スバル・レガシィの見積金額の端数を割引きしてもらったようです。
端数ぐらいは、下取り車がなくても値引きしてもらえる可能性が高いため、売る場所を変えれば、ほぼ0円の買取金額にはならなかったかもしれません。
そのような後悔をしないためにも、カーオークションに出品して、複数の業者に入札してもらって、最高値で車を売却しましょう。
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マツダ・キャロルを下取りし、スバル・レガシィを購入@兵庫県豊岡市
性別 | 男性 |
年齢 | 26歳 |
住所 | 埼玉県狭山市 |
売却した車 | キャロル(マツダ) |
走行距離 | 5.5万キロ |
年式 | 2003年式 |
車の色 | シルバー |
グレード | ベースグレード |
型式 | ha23 |
買い替えた車 | レガシィb4RSK トミーカイラコンプリート(スバル) |
キャロルに乗っていた理由
私がキャロルに乗っていた理由は、初めて免許を取った時、お祖父さんが私に練習用としてプレンゼントしたことがきっかけだった。
プレンゼント時の走行距離は僅かに1500㎞ほど、車庫で保管していたものを知人から買い取ったとの事だった。
初めての車は本当に最高だった。
練習用としてプレンゼントされたキャロルだったが、私はキャロルが大好きだった。
キャロルを通じてのカスタム、MTだったので、良く一人で峠に繰り出したりもした。
正直な話し、キャロルは一番最初の車検の時に乗り換えようと考えていたが、一つ一つキャロルに手を加える度に、一回一回洗車を行う度に、私はキャロルに惹かれて行き、気づけばプレンゼントされてから5年も乗っていた。
キャロルの下取りとレガシィの購入
そんな中、6年目の車検の時に私に転機が訪れた。ローンで買っていたバイクの支払いが完了したのだ。
新しい私の愛機を購入する際は、ローンで購入するつもりだったのだが、バイクのローンがネックとなっており、購入には踏み切れなかった。
しかし、バイクのローン支払いが完了し、キャロルももう少しで車検という事で、私はキャロルを降り、自分自身の愛機を探す事にした。
車探しのサイトにて、キャロルの代わりになる愛機を探している最中、ふと目に止まった車が有った。
渋いオレンジ色の四枚スポーツセダン、エンジンはチューニングしてあり、ボアアップを施したエンジンの馬力は315馬力。
車種の名前は、レガシィB4『トミーカイラコンプリート』。
私は運命的な出会いは信じない方だが、この時ばかりは信じた。コレが、私が求めた最高の車だった。
私は、早速レガシィが置いてある店に赴いた。
対応してくれたのは、30台前半くらいの若いお兄さんだった。
レガシィの事を色々聞いた際に、包み隠さず教えてくれた為、私はこのお店で購入すると決意した。
キャロルの下取りについて相談したが、私のキャロルは大部分を弄ってしまい、また純正部品も欠品していることから、下取りはほぼ0であった。
内心そうだろうなと思ったが、レガシィの見積もりを取った際に、端数が発生した為、何とかこの端数分だけどうにかならないかと交渉した結果、担当者の方は快く私の提案に快諾してくれた。
キャロルを降りる事は、私の中では共に過ごしてきた家族と別れるくらい辛いものがあった。
レガシィが納車されるまでに、私はもう一度キャロルで山に向かったり、キャロルの写真をいっぱい撮影した。
担当者の方も言っていたが、需要と供給の観点から、このキャロルは不人気車で、かつMTということもあり、引き取った後は廃車になるだろうと知らされていた。
分かってはいたことだが、かなり悲しかったのを覚えている。
納車当日、キャロルを運転しながら販売店に向かう最中は、レガシィに乗れる喜びと、キャロルと別れてしまう悲しみでいっぱいだった。
販売店に着くと、洗車されたのであろうピカピカのレガシィがそこにあった。
私はダメ元で担当者の方に、キャロルとレガシィを一緒に撮影しても良いですか?とお願いしたところ、担当者の方は勿論ですと頷いてくれた。
キャロルとレガシィが隣に並んで駐車される事は、コレが最初で最後だ。
私は色々な角度から写真を撮り続け、キャロルで使っていたバックミラーをお土産として貰い、現在レガシィにそのバックミラーを取り付けている。
キャロルの魂を今度はレガシィが引き継いだのだ。
1年後
レガシィに乗り始めてから1年近く経った時、販売店でオイル交換をお願いした際、ふと棚の方に目をやると、なんとキャロルに取り付けていた社外のハンドルが飾られていた。
これに私は感激し、ニヤニヤと口許が緩んでしまったのを覚えている。
キャロルを降りたことは寂しかったが、レガシィと言う最高の愛機に乗れていること、販売店の方も優しく、色々話しを聞いてくれるので、私の車買い換えは大満足と言える結果だった。