バッテリーが上がる原因
バッテリーが上がった中古車でも、売却できることはわかったと思います。
査定額にも、影響を与えることはほとんどありません。
それについては、安心してください。
ここで話したいのは、そもそもバッテリーが上がる原因はどのようなことがあるのということです。
よくあるトラブルですので、一度おさらいしておきましょう。
ライト、室内灯、エアコンの電力消費量が大きいケース
バッテリーは車を運転することによって、充電されます。
つまり、停車させている時にライト、室内灯、エアコンなどを使っていると、発電以上に電力が消費されてしまいます。
それが、バッテリーが上がってしまう原因となることがあります。
数時間であれば問題ないですが、消し忘れたりすると、バッテリーが上がってしまうことがあります。
長期間車に乗らないケース
セカンドカーだったり、高齢になったり、引っ越しをしたり、ケガや病気をしたりすると、車に長期間乗らなくなることがあります。
すると、バッテリーが上がって、エンジンが掛からないことがあります。
これは、自然放電という現象が原因です。
車を走らせると、充電することは先ほど言った通りですが、長い間、車を放置されているということは、充電されないということですから、自然放電でバッテリーが切れてしまいます。
バッテリー寿命が近い
バッテリーには寿命があります。
一般的に3~4年と言われていますが、様々な要因でその年数は変わります。
その要因とは、放電過多、充電不足、渋滞通勤・通学などにあると言われています。
それは置いておくとして、バッテリーの寿命が近いと運転中も十分に充電されないため、すぐにバッテリー切れを起こす原因となってしまいます。
別の電気系統に問題があるケースの車買取り査定金額
エンジンが掛からない原因が、バッテリー切れだと思っていたら、別の電気系統に問題があるケースがあります。
その場合の中古車買取りの査定金額は、低い可能性がありあす。
車の配線、基盤などに問題があった場合、修理、もしくは交換する必要があるからです。
もしそうだった場合でも、中古車をまったく売却できない訳ではないので安心してください。
査定金額が下がるということです。
どれくらい下げられるかは、車買取業者によって大幅に異なりますので、やはり複数の業者に査定してもらうことをオススメします。
査定の前に、修理をしておこうとする人がいますが、それはやめたほうがいいです。
修理をすれば、査定金額が上がる可能性もありますが、修理費を含めればマイナスになることが多いからです。
総合的に考えれば、少し査定金額が下がっても、何もせずに中古車を売却したほうがいいです。