このページでは、車の鉄スクラップの相場はいくらか、買取とどちらがいいのか解説しています。
もしあなたが車を鉄スクラップにするか、買取に出すのか迷っているのであれば、是非、参考にしてみてください。
車の鉄スクラップの相場はいくら?
車の鉄スクラップの相場は、日々、揺れ動いています。
それは為替レートや株式相場と同じです。
国内外問わず、鉄の需要が増加したり、供給が少なければ価格は上がり、逆に需要が減少し、供給が増加すれば価格は下がります。
鉄の価格は、1トン何円とされ、取引が行われています。
地域によっても多少の金額差があります。
直近の鉄スクラップ相場は、以下のようになっています。
■鉄スクラップ(鋼スクラップ)価格日刊市况通信社 資料より、単位:円/トン
月 日 北海道 東北 関東 中部 関西 中四国 九州 関東・中部・関西
三地区平均平成30年
3月30,000
中心35,500
~
36,50036,500
~
37,50036,500
~
37,50035,500
~
36,50035,000
中心35,000
中心36,200
~
37,2002月 30,000
中心34,000
~
34,50035,000
~
35,50036,000
~
36,50035,000
~
35,50035,000
中心35,000
中心35,300
~
35,8001月 30,500
~
31,50035,000
~
36,00035,500
~
36,50037,000
~
38,00035,500
~
37,00036,500
中心36,500
中心36,000
~
37,200平成29年
12月30,000
~
31,00033,500
~
34,50034,500
~
35,00035,500
~
36,50035,000
~
36,50035,500
中心35,500
中心35,000
~
36,00011月 29,000
~
30,00032,000
~
33,00033,000
~
34,50034,000
~
35,00034,500
~
35,50034,500
中心34,500
中心33,800
~
35,00010月 27,000
~
28,00028,500
~
29,50030,000
~
31,00029,500
~
30,50031,000
~
31,50031,000
中心31,000
中心30,200
~
31,0009月 28,500
~
29,50030,000
~
31,00031,500
~
32,50031,500
~
32,50031,500
~
33,00032,500
中心32,500
中心31,500
~
32,700(注)価格は、H2、電炉メーカーまたは輸出用岸壁持込み渡しベース
※平成29年9月~12月のデータは平成29年価格推移表と内容が重複。
北海道の鉄スクラップ価格が3万円前後と他の地域に比べて低いですが、北海道以外では1トン3万5千円前後が相場です。
過去5年間には、1トン1万5千円前後まで価格が下がったことがあったので、1トン1万5千円~3万5千円ぐらいの振れ幅はあるということです。
車に使われている鉄の量は、当然、車種によって異なります。
ですので、車をスクラップした時にいくらになるのかというのも違う訳です。
しかも、車は鉄の塊と思われていますが、実際はアルミニウムや樹脂が使われる割合が増えており、相対的に鉄の割合が減少しています。
現在では、車に使われている鉄の割合は6割程度です。(20~30年前は7割程度が鉄でした。)
ですので、車の重量が1トンだとすれば、600kgが鉄で構成されているということです。
軽自動車、普通車によって重量が異なりますし、車種によっても異なります。
ですので、あなたの車の鉄の値段がいくらになるのかは、わかりません。
軽自動車の重さは、600kg~1トンぐらい。
普通車の重さは、1トン~2トンぐらいです。
仮に車の重さが1トンで、鉄の価格が1トン35,000円であれば、おおよそ鉄としての車の価値は(1トン×60%×35,000円=)21,000円ぐらいです。
車の重さが2トンぐらいであるミニバンやSUVであれば、4万円前後の値段が付く計算です。
ただし、これは素材としての価値ですので、ここから廃車費用がマイナスされます。
ですので、単純に鉄スクラップの相場がこれくらいだからといって、イコール買取値段でないことにも注意が必要です。
しかしながら、車の素材としての価値は鉄だけではありません。
先ほども言いましたように、車にはアルミニウムも使われています。
鉄と比較すると使われている割合が少ないので、そこまで価格アップは見込めませんが、買取においてプラスの材料にはなる訳です。
車の鉄スクラップ、買取店での売却、どちらがいい?
車を鉄スクラップにするか、買取店に売却するのがどちらがいいのか、一長一短があります。
詳しくは、『車の解体業者と買取業者のメリット・デメリットを比較』を読んでほしいのですが、結局はどちらが高く買取してくれるのかということに尽きます。
再販できるようであれば、買取店に車を売却したほうが高い値段が付く可能性が高いです。
買取不可の場合、スクラップにして、鉄として評価してくれる業者に依頼するのがオススメです。
どちらか一方にしか売却は不可能ですが、愛車がいくらの値段になるのか、査定してもらうのは無料です。
どちらか一方にしか査定してもらわなかった場合、数万円の金額を損する可能性があります。
数万円、損しないためにも、まずは買取店で査定の依頼をしてみましょう!
買取不可で廃車処分しか無理な場合
他の業者で買取不可で、しかも廃車費用が掛かると言われたり、事故車や故障車で査定金額が絶望的で廃車処分しか無理な場合、0円以上買取保障のハイシャルがオススメです!
ハイシャルでは、廃車に必要な名義変更手数料(1万円程度)、車両取引手数料(1~2万円程度)、レッカー代費用(3万円程度)、車両解体費用(1万円)、廃車手続き代行費用(1万円程度)がすべて無料です。
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