今回、日産・プレジデントの中古車を下取り査定で売却した体験談を提供してくれたのは、当時、埼玉県草加市在住だった、当時、23歳の男性です。
下取り査定に出したのは、色は黒色、走行距離は10万キロ、年式は平成2年式、型式はE-JHG50の日産・プレジデントです。
プレジデントは20代前半で乗る車ではないですが、この男性の周りではVIPカーが流行っていて、10年落ち以上の安い車両をカスタムしてツーリングするという遊びが主流だったようです。
10年落ち以上とは言え、日産が販売していた最高級乗用車です。
下取り査定でいくらの金額になったのでしょうか?
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日産・プレジデントを下取り査定に出した体験談@埼玉県草加市
性別 | 男性 |
当時の年齢 | 23歳 |
当時の住所 | 埼玉県草加市 |
売却した車 | プレジデント (日産) |
走行距離 | 10万キロ |
年式 | 平成2年年式 |
車の色 | 黒 |
グレード | ベースグレード |
型式 | E-JHG50 |
買い替えた車 | R2(スバル) |
日産・プレジデントに乗っていた理由
私が20歳くらいの時に友人との間でVIPカーが流行っていて、10年落ち以上の安い車両をカスタムしてツーリングするという遊びが主流でした。
腐っても鯛でいくら古くても日産・プレジデントはVIPカーなので、運転してても全く疲れませんし、長時間の運転も楽々でした。
4500ccのV8エンジンだったので、加速はとても伸びました。
プレジデントは運転者に極上のひと時を与えてくれる車だったので、当時、私は非常に気に入っていました。
発売当時には、珍しいアクティブサスといサスペンションを装備していました。
どんな機能なのかと言うと、常に車体を水平に保ってくれると言うものです。
例えば、右前のタイヤが若干段差で高かったりすると、そこのサスペンションだけ低くなり車体のバランスを保つと言うものです。
この機能のお陰で、運転の疲労も大幅に軽減されます。
日産・プレジデントの売却理由
こんなに素晴らしい車なのですが、やはり、プレジデントはVIPカーと言うこともあり維持費がかなり高額です。
年に一度の重量税が約8万円。
車検時にはどこかしらガタがきているので、毎回整備費がかさみ約20万前後。
オマケにハイオクガソリンでタンクは85リッターもの大食いです。
追い討ちをかけるように当時ガソリンの価格から高沸していて、ひどい時にはレギュラー1リットル185円でした。
毎回満タンに入れると1万3〜4千はいってしまうので、高級車なのにちまちま半分位しか入れてませんでした。
さらに社会人になったばかりだったので、給料もとてもこの車をずっと維持できる額では無かったのです。
私は理想と現実をまざまざと見せつけられ、渋々下取りに出すことにしました。
ガリバーに下取り査定に出す
日産・プレジデントの売却先のお店は、家から車で30分くらいのガリバーです。
当時テレビCMやラジオで頻繁に放送していたので、このお店に決めました。
店内に入ると営業マンがやってきて、プレジデントを売却したいとの旨を伝えて交渉に入りました。
私はプレジデントを20万くらいで売りたいと思っていたのですが、この車種だともうそのような値段がはつかないと言うことを営業マンが顔を渋らせて私に説明しました。
私は少しでも査定額を上げようと、カスタムしてある18インチホイールやハーフエアロパーツなどの説明とアピールをしました。
車内には社外ボウズのスピーカーも装備していたので、音の良さを営業マンに至近距離で聴かせて査定額のアップを試みましたが、やはり20万は厳しいようです。
そして、営業マンが弾き出したプレジデントの査定額は5万でした。
私は話にならないと思い、交渉の途中でしたがそのまま店を後にしようとしたら、営業マンが必死になって止めてきました。
すると営業マンが売却だと5万が限界ですが、下取りだと2万アップすると説明されました。
私はそれでも全然納得しませんでしたが、その営業マンの熱意と情熱に心を打たれ、私が愛したプレジデントをこの男になら任せてやれるかなと思い交渉を成立させました。
交渉においての反省点
私は1軒目でいきなり交渉成立させてしまったのですが、やはりこう言う時は何軒か回った方がいいと言うことも痛感しました。
もしも他の所も行っていたのなら、交渉の時にあちらの店ではこの値段だったなど交渉の際に武器になる言葉ができた可能性があるからです。
また店によって買取強化キャンペーンなどをしているところもあるので、少しでも高く買い取ってくれる所を探してからでも遅くないので、入念なリサーチが必要に感じます。
またユニークな方法としては、自分のガレージや駐車場に売りたい車両を駐車し、値段の書いたプライスボードを車販売店のようにフロントガラスに設置し連絡先も載せておいてひたすら待つと言う方法もあります。
この方法をやると、すこし目立ってしまうのでご近所さんからの評判などまったく気にしないぞと言う豪の者はこの方法を試してみてはいいと思います。
もしかしたら、業者の査定額よりも遙かに高い金額で売却できる可能性もあります。
これから車を売却する方は、後悔のないよう売却ができることを筆者は願っています。