ホンダ・フィットは全世代、男女問わず愛されている小型乗用車です。
品質の問題でリコールが続きましたが、ホンダで人気の車には違いありません。
低燃費で、走行性能が良く、小型車なのに室内空間が広いと評判です。
そんなホンダ・フィットに乗っているあなたも、買い替えややむを得ない理由で売却に迫られているかもしれません。
そこで気になるのが、買取・下取り価格相場だと思います。
ホンダ・フィットは人気車ですので、高額査定で買取してくれる業者も多くあります。
一体、いくらぐらいが買取・下取り価格相場なのか見ていきます。
中古車の買取・査定価格相場の予想
参考サイト | 種類 | 価格 |
カーセンサー | 中古車市場の平均価格 | 79.6万円 |
グーネット | 中古車市場の平均価格 | 72.1万円 |
みんカラ | 買取・査定相場 | 20.3~148.1万円 |
カーセンサーで調べてみる
カーセンサーでホンダ・フィットの中古車市場の平均価格を調べてみると、84.9万円でした。
平均走行距離は44957.2Kmで、平均年式は平成22年(2010)年でした。
これは、中古車フィットの平均市場価格ですので、買取・査定金額はこれよりも低いです。
普通車の場合、10%~20%の利益を乗せて販売していると言われているので、フィットの平均買取・査定金額相場の予想は68~76万円ぐらいでしょうか。
もちろん、これは個別の状態、年式、カラー、走行距離などを加味していないので、正確ではありません。
買取・査定業者によっても変わってきますので、注意して下さい。
グーネットで調べてみる
カーセンサーだけでは、検証材料が足りないので、グーネットでも中古車ホンダ・フィットの平均市場価格を調べてみました。
その結果、価格相場は72.1万円でした。
販売されているフィットの年式や走行距離などが違うため、比較はできませんが、全体ではカーセンサーよりも安い価格相場でした。
この結果から、ホンダ・フィットの買取・査定金額を予想します。
カーセンサーの時と同じように、平均価格相場から10%~20%を引いてみます。
すると、約58~65万円となりました。
これが、グーネットから予想できるホンダ・フィットの平均買取・査定相場です。
みんカラで調べてみる
今度は、みんカラで調べてみます。
すると、買取・査定金額は2007年から2015年式のフィットで20.3万円~148.1万でした。
こんなに幅があるのは、年式や走行距離がまったくバラバラだからです。
年式が古ければ安くなり、新しければ高く売却できる可能性が高いです。
走行距離も少なければ高く、長ければ安いです。
ここで、フィットの買取・査定をした人の口コミデータを見ておきましょう。
その方のフィットは2013年(平成25年)式で、グレードは13 G Lパッケージ(CVT_1.3)、走行距離は5,000~10,000kmでした。
査定時期は2016年11月です。
その結果は5社の業者に見積もりを依頼して、97.5万円の買取・査定金額が最高値だったようです。
まだ新しい年式で、走行距離も少ないので、かなり高い価格が付いたようですね。
もちろん、これが1社だけだったら、もっと安い価格だったかもしれません。
やはり、複数の買取・査定業者に見積もりを依頼することが、大事だとわかったと思います。
中古車フィットの下取り価格
参考サイト | 種類 | 価格 |
トヨタ下取り参考価格 | 下取り価格 | 54万円 |
トヨタ下取り参考価格で調べてみる
中古車フィットの下取り価格をトヨタのサイトで調べてみました。
条件はカーセンサーの平均年式である2010年でグレードはRSです。
結果の下取り参考価格は54万でした。
買取・査定と下取りの比較
フィットの場合、買取・査定の予想金額と下取りの参考価格の差は数万円から10数万円ぐらいでした。
実際は、状態、カラー、グレード、走行距離、年式などをまったく同じにして比較しなければならないので、参考にとどめてほしいのですが、それでもこの差は大きいと思います。
高値で売却できる買取・査定業者を見つけることができれば、さらにその差は大きくなるでしょう。
ホンダ・フィット1.3 13Gのスペック
項目 | 詳細 |
新車価格 | 130万円 |
車種 | コンパクトカー |
型式 | DBA-GK3 |
燃費 | 26.00(km/l) |
エコカー減税 | 取得税減税60%、重量税・自動車税減税50% |
排気量 | 1317 cc |
最高出力/回転数 | 73 kW (100 PS) / 6000 rpm |
最大トルク/回転数 | 119 N・m (12.10 Kgf・m) / 5000 rpm |
エンジン区分 | ガソリン |
エンジン種類 | 直列 4気筒 DOHC |
燃料タンク容量 | 32L |
全長 x 全幅 x 全高 | 3955 x 1695 x 1525 (mm) |
室内全長 x 室内全幅 x 室内全高 | 1935 x 1450 x 1280 (mm) |
車両重量 | 970(kg) |
乗車定員 | 5名 |
ホンダ・フィットの歴代モデルの変遷
初代 GD1/2/3/4型(2001 – 2007年)
初代 GD1/2/3/4型のフィツトは2001年に販売が開始されました。
21世紀の幕開けの年に華々しく登場した初代 GD1/2/3/4型フィットの受注台数は、発表後1ヶ月でおよそ48,000台を記録しました。
この記録は、当時の歴代トップでした。
グレードは、初め「W」・「A」・「Y」で始まり、その後、「1.5T」、「S」、「1.3AU」などが追加されました。
2007年には、特別使用者である「1.3A HID エディション」、「1.5A コンフォート エディション」も発売されました。
2代目 GE6/7/8/9型(2007 – 2013年)
2代目のフルモデルチェンジした GE6/7/8/9型(2007 – 2013年)のフィットが販売されたのは、2007年でした。
発売当初は1.3L車のグレードは「G」と「L」、1.5L車のグレードは「RS」だけでした。
その後、特別仕様車「ハイウェイ エディション」、「スマートスタイルエディション」、「スポーティ エディション」、「13G・10thアニバーサリー」、13G・10thアニバーサリーII」、「RS・10thアニバーサリー」、「She’s(シーズ)」、「ファインスタイル」が発売されました。
3代目 GK3/4/5/6型 (2013年 – )
3代目 GK3/4/5/6型 フィットは2013年に販売が開始されました。
2代目 GE6/7/8/9型よりもボディが多くなり、その上、燃費もよくなりました。
グレードは「13G」、「15X」、「RS」の3種類で、それぞれは標準、上級、スポーティーという位置づけでした。
2016年には、特別仕様車「Fパッケージ コンフォートエディション」、「ファインエディション」の販売が開始されました。