ムーヴはダイハツを代表する軽自動車のミニバンで、1995年に販売されてから、世代を超えて愛されています。
また世代だけでなく、男女の垣根も超えて人気のある車です。
種類は2通りで、『ムーヴ』と『ムーヴ カスタム』があります。
長年、多くの人に愛されてきた車なので、未だに需要が高く、高額査定で買取・下取りしてくれる可能性があります。
一体いくらの価格で売却できるのか、見ていきましょう。
中古車ムーヴの買取・査定価格相場の予測
参考サイト | 種類 | 価格 |
カーセンサー | 中古車市場の平均価格 | 61.5万円 |
グーネット | 中古車市場の平均価格 | 52万円 |
みんカラ | 買取・査定相場 | 3.1~118.2万円 |
カーセンサーで調べてみる
カーセンサーで中古車ダイハツ・ムーヴの市場価格を調べてみると、平均走行距離56449.3Km、平均年式H20年(2008年)で61.5万円が平均価格でした。
これは、買取・査定金額にお店の利益を乗せている価格です。
ですので、買取・査定金額はこれよりも下回ります。
軽自動車の場合、5~10%の利益を乗せて販売すると言われているので、買取・査定価格相場は約55~58万円と予想できます。
グーネットで調べてみる
カーセンサーで中古車ダイハツ・ムーヴの市場価格を調べてみると、平均走行距離、平均年式は不明で、52万円が平均価格でした。
この価格はカーセンサーと同じように、市場価格ですので、買取・査定は異なります。
同じように計算すると、買取・査定価格は約47~49万円と予想できます。
みんカラで調べてみる
みんカラには平均買取価格は掲載されておりません。
ですので、上の表の3.1~118.2万円は2007年式から2015年式、走行距離は0km~15万kmまでの買取・査定相場です。
とても幅があることがわかります。
そのため、この買取・査定金額ではよくわからないと思います。
ということで、具体例を一つ口コミをピックアップすると、年式が2008年(平成20年)、グレードがXリミテッド(CVT_0.66)、走行距離が60,001~65,000 kmで、買取・査定金額は30万円だったということです。
中古車ムーヴの下取り価格
参考サイト | 種類 | 価格 |
トヨタ下取り参考価格 | 下取り価格 | 4万円 |
トヨタ下取り参考価格で調べてみる
中古車ムーヴの下取り価格をトヨタのサイトで調べてみました。
条件は、ダイハツ、ムーヴ、年式2008年、グレードLです。
その結果、下取りの参考価格は4万円と出ました。
買取・査定と下取りの比較
条件がまったく同じではないですし、車の状態や色なども考慮に入れていませんので、買取・査定と下取りで絶対にどっちかが高く売却できるとは言えませんが、今回はこのような結果になりました。
もしディーラーの下取りに出そうとしている方は、その前に買取・査定に出していくらの金額になるのか確かめるべきです。
なぜなら、下取りと買取・査定では何万円、何十万円と見積り金額が異なる可能性があるからです。
両方に見積もりを出して、下取りのほうが高い価格で売却できるのであれば、そうすればいいのです。
ダイハツ・ムーヴ660L(CVT4人乗り)のスペック
項目 | 詳細 |
新車価格 | 113.4万円 |
車種 | 軽自動車 |
型式 | DBA-LA150S |
燃費 | 31.00(km/l) |
エコカー減税 | 取得税・重量税免税、自動車税減税75% |
排気量 | 658cc |
最高出力/回転数 | 38 kW (52 PS) / 6800 rpm |
最大トルク/回転数 | 60 N・m (6.10 Kgf・m) / 5200 rpm |
エンジン区分 | ガソリン |
エンジン種類 | 直列 3気筒 DOHC |
燃料タンク容量 | 30L |
全長 x 全幅 x 全高 | 3395 x 1475 x 1630 (mm) |
室内全長 x 室内全幅 x 室内全高 | 2080 x 1320 x 1280 (mm) |
車両重量 | 820(kg) |
乗車定員 | 4名 |
ダイハツ・ムーヴの歴代モデルの変遷
初代 L600/610S型(1995年 – 1998年)
ダイハツ・ムーブの初代、L600/610S型は1995年に生まれました。
この年は阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などがあった年で、このようなマイナスな出来事があった裏で、ダイハツの代表的な車が販売されました。
エンジンは新開発されたEF型DOHCエンジンを搭載しました。
2代目 L900/910S型(1998年 – 2002年)
2代目 L900/910S型は、1998年です。
この年は軽自動車の規格改正が行われた年で、初めてのフルモデルチェンジが行われました。
3代目 L150/160S型(2002年 – 2006年)
3代目 L150/160S型の販売は2002年です。
標準車はカジュアルで高品質なデザイン、カスタムはスポーティーなデザインとされました。
4代目 L175/185S型(2006年 – 2010年)
4代目 L175/185S型は2006年からの販売です。
フロントのザインは3代目 L150/160S型より丸みを帯び、室内は広くなり、居心地がよくなりました。
5代目 LA100/110S型(2010年 – 2014年)
5代目 LA100/110S型の販売は2010年から2014年の間です。
4代目 L175/185S型同様、標準とカスタムの2種類が販売されました。
この頃のムーヴを買取・査定に出したい方が多いのではないでしょうか。
LA100/110S型は、前の世代と比較して約35kg軽量化され、様々なコストダウンが図られました。
そして、2011年には、スバルへ2代目ステラとしてOEMが開始されたのは、記憶に新しいと思います。
6代目 LA150/160S型(2014年 -)
6代目 LA150/160S型は2014年からです。
ノーマルとカスタムの2種類は変わりありません。
燃費、足回りの改良など、様々な機能が向上しました。
ですが、そろそろLA150/160S型のムーヴを買取・査定に出したい方も増えていると思います。
次々に、新しい自動車が販売されるので、買い替えたくなるのも仕方がありません。