今回、エアコンが壊れたトヨタ・MR２（SW20）を廃車した体験談を提供してくれたのは、大分県大分市在住の４６歳の女性です。
廃車したのは、色はターコイズブルー、走行距離７～８万キロくらい、平成２年式くらいのトヨタ・MR２（SW20）です。
SW20は型式です。
無料で廃車したのはいいものの、後から部品取りや買取・査定しておけばと後悔しているようです。
これは当然で、いくらエアコンが壊れたからといって、絶対に査定金額が付かないとは限りません。
安くても、愛車を誰かに乗ってもらったり、少しでもお金になるのであれば廃車ではなく売却したほうがいいに決まっています。
ですので、廃車することを考える前に、まずはカーオークションを利用して買取業者を探すことをオススメします。
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エアコンが壊れたトヨタ・MR２（SW20）を廃車＠大分県大分市
| 性別 | 女性 |
| 年齢 | ４６歳 |
| 住所 | 大分県大分市 |
| 廃車した車 | MR2（トヨタ） |
| 走行距離 | ７～８万キロくらい |
| 年式 | 平成２年式くらい |
| 車の色 | ターコイズブルー |
| グレード | Gリミテッド |
| 型式 | SW20 |
トヨタ・MR２（SW20）に乗っていた理由
女子大生の頃から、リトラクタブルライトのあの「パカッ」と開くのに憧れていました。
夢のまた夢のフェラーリも形状が好きだったし、トヨタMR2は初めて自分で稼いだお給料で買ったとても愛着のある車でした。
ターボではなくGリミでしたので速さには少し物足りないものも感じましたが、初代AW11に比べ少し丸みを帯びたボディと、ミッドシップならではの車体の短さからくる扱いやすさ（軽自動車のように小回り利く感じ）が大のお気に入りでした。
ちょこちょこドレスアップして、結婚して子供が生まれても乗り続けていました。
2シーターなので、助手席に取り付けたチャイルドシートに座る子供に「パパの乗るところがないねえ」などと言って笑いかけていましたが、主人の車が5人乗りなので別に不便はしていませんでした。
なにより、室内スペースが狭いうえ、背中にエンジンしょってるようなものなので、冬でも室内がすぐ暖まり小さい子供にも快適でした。
エアコンが壊れる
しかし、その半面、夏は暑い、クーラーが利きにくくて暑い、それなのにある日のこと「いつもにましてクーラーきかないなあ・・・」ち思っていたら、通風口から出る冷たいはずの空気が生ぬるい・・・。
走っても走ってもぬるい・・・。
ひとまずクーラーのエア切れかと補充して走ってみたのですが、効くようになるのは初めの数日だけ。
しばらくすると、風がやはりぬるい・・・。
で、工場に持っていって詳しく調べてみたところ、エアコン自体が壊れていました。
修理はけっこう日にちもお金もかかる。
でも大好きなMR2。
トヨタ・MR２（SW20）を買い替えることを決定
仕方ないので修理依頼しようと考えていたところ、日ごろから私の車を「馬車」と呼ぶ（足回りガチガチに固めていたため）じじばばから、この際だから孫のためにもママ車に替えたらどうかと強い要望が（孫可愛さに買い換え資金を少し寄付してもいいとまで言う）。
そして、説教開始。
孫を想う祖父母の熱いパワーにはかなわず、まだ1歳にもならない息子のため（と、MR2だと留守番になる夫のため）にママっぽく軽自動車に買い換えることにしました。
トヨタ・MR２（SW20）を廃車
某自動車メーカーでの中古車購入でしたので、エアコンは壊れ古いMR2の査定価格はもちろんゼロ。
もちろん、改造車下取りはムリ。
だけど、無料で廃車手続きしてくれるというのでお願いしました。
納車の日。
新しい（中古だけと）ワインレッドの軽自動車と引き換えに、セールスマンに乗っていかれた私のMR2。
その後ろ姿を涙ながらに見送りました。
それから間もなくして気付いたのです。
部品取りや買取・査定しておけばと後悔
しまった、忘れた、部品取りしておくのを・・・！
車高調やら、タワーバーやら、ごっついリアバンパーやら！
すっかり忘れたままMR２を廃車にしてしまいました。
下取りならともかく、すぐ廃車なんだからとれる部品は全部取り外して、中古パーツショップとかで売れば良かったんじゃないの！？
いやそれより、よく考えたら自動車メーカーでは査定ゼロでも、それなりのショップとか、トッポイ車の集まる市場に出せば、いくらかで売れたんじゃ・・・。
そうしたら、まだどこかの誰かに乗り続けてもらえたかもなのに・・・！
後悔先にたたず。
そんなこんなに気付いた時には、涙目でMR2を見送った時以上に、泣けてきました。
主人も「なんで廃車で持っていかせるんやろな～と思ってた。部品もそのまんまで。」とか言うし。
・・・わかってたんなら早く教えてください。
いくらそのセールスの人が父の知り合いでも、まだ活かせる車を納車の帰りのアシにするためだけに無料進呈するわけがありません。
「お義父さんの関係やから、口出しせんかったんだ」って婿の鏡。
がっくりです。
まとめ
車の買い替えは難しい。
決して車を「買うところ」と「売るところ」は一緒じゃなくでも良いんだ、ということに改めて気付きました。
わかってたはずなのに～。
特に私たち夫婦のようにノーマルのまんま乗らない人には新しく買う車だけでなく、手放す車についてもよ～く考えてお店選びをしなきゃいけないようです。
できれば廃車にしたくなかった・・・といまつくづく思う私の愛車、MR２。
たくさん撮った写真と記憶の中で褪せることなくずっと輝いています。
TwitterでのMR２の廃車に関連するツイート
父と弟がどっかの中古車屋から買ってきてあーだこーだと弄ってたMR2、登録してから公道を走ることなく2年ばかりを過ぎた時に「税金と任意保険代勿体無いから車検受けないなら廃車して！！！」ってナンバー切らせたことありましたな。
— ３ぬこ様の給仕係 (@abababa_P) November 4, 2018
本日MR2は旅立っていきました。
沢山の出逢いに感謝です。廃車にしようと思った時覚悟決めてたけども、やっぱり涙止まらなくなった･･･
またいつか乗りたい･･･そんな素敵な素敵な車でした本当にありがとう pic.twitter.com/PsFuXUbvLf
— まろ氏 (@EFMF_maro7672) February 7, 2018
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